
日本ワインの聖地「登美の丘」
山梨県甲斐市にある「登美の丘」は、日本ワインの出発点として、その歴史を語る上で欠かせない場所です。まさに日本のワイン作りにおける聖地と呼ぶにふさわしい場所と言えるでしょう。
甲府盆地を見下ろす南向きの緩やかな斜面は、太陽の光をふんだんに浴びることができ、水はけもよいことから、古くからぶどう栽培に最適な環境として知られてきました。
この恵まれた土地で育ったぶどうから作られるワインは、日本の風土と気候をそのまま表現したような、個性豊かな味わいが特徴です。
「登美の丘」の歴史は古く、明治時代、日本のワイン醸造の礎を築いた高野正誠氏と土屋龍憲氏が、この地で日本で初めて本格的なワイン醸造を開始したのが始まりです。
以来、日本のワイン文化を牽引してきた「登美の丘」は、現在もその伝統を守りながら、高品質なワインを生み出し続けています。
「登美の丘」を訪れれば、日本のワインの歴史と、その背景にある情熱に触れることができるでしょう。