品種 個性派ぶどう、ナイアガラ
北アメリカ大陸で生まれた白ぶどう品種、ナイアガラ。その名は、アメリカ北東部を流れる雄大なナイアガラ瀑布に由来すると言われています。このぶどうは、アメリカ原産の野生種であるヴィティス・ラブルスカを祖先に持ちます。そのため、ヨーロッパで古くから栽培されてきた、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネといったヨーロッパ系品種とは異なる、独特の個性を持っているのです。ナイアガラぶどうから造られるワインの特徴は、なんといってもその芳醇な香りです。マスカットを思わせる甘い香りが、グラスに注いだ瞬間から広がり、飲む人の心を和ませてくれます。味わいは、豊かな甘みと爽やかな酸味のバランスがよく、フルーティーで親しみやすいのが特徴です。この甘酸っぱい味わいは、日本人の味覚にもよく合い、幅広い世代に楽しまれています。近年では、ナイアガラぶどうを使ったワインは、甘口の白ワインだけでなく、スパークリングワインや、ブランデーなど、様々なスタイルのものが造られるようになってきました。それぞれの個性を生かした、バラエティ豊かな味わいが楽しめるのも、ナイアガラワインの魅力と言えるでしょう。
