イノックスタンク

道具

ワイン造りの立役者!イノックスタンクとは?

- ワイン造りで欠かせない存在おいしいワインを造るためには、ブドウの品質はもちろんですが、それと同じくらい重要なのが、果汁を発酵させてワインへと変化させる過程で使う「容器」です。 良いワインを造るには、ブドウの個性を最大限に引き出すことが重要になりますが、そのために容器が与える影響は無視できません。かつては、ワインの発酵や熟成には、木製の樽やセメントタンクなどが使われていました。しかし、近年では、より衛生的で、ワインへの影響が少ないステンレス製のタンクが主流となっています。特に、現代のワイン造りで広く使われているのが「イノックスタンク」と呼ばれるものです。これは、ステンレス鋼で作られたタンクで、無味無臭に近く、ワインに余計な香りを与えません。そのため、ブドウ本来が持つ香りや味わいを、ありのままに引き出すことができると評価されています。さらに、イノックスタンクは、温度管理がしやすいという利点もあります。ワインの発酵は、温度によって大きく左右されます。イノックスタンクは、タンク内の温度を一定に保つことが容易なため、醸造家は、理想的な温度で発酵を進め、品質の高いワインを安定して造ることができるのです。このように、イノックスタンクは、現代のワイン造りにおいて、欠かせない存在となっています。それは、ブドウ本来の味を最大限に引き出し、高品質なワインを安定して生産することを可能にする、優れた容器だからと言えるでしょう。