品種 プーリアの力強さ、ネグロ・アマーロ
イタリア半島の南端、温暖な太陽が降り注ぐプーリア州。この地を代表する黒ブドウ品種、ネグロ・アマーロ。その歴史は非常に古く、古代ローマ時代よりも前に遡ると言われています。一説によると、その起源はギリシャ。遥か彼方の地から海を渡り、この地に根付いたと考えられています。「ネグロ・アマーロ」という名前は、その特徴的な色と味わいを表しています。「ネグロ」は「黒」、「アマーロ」は「苦い」という意味を持ち、深い色合いと力強い苦味を兼ね備えたその味わいを的確に表現しています。何千年もの時を経て、プーリアの太陽をいっぱいに浴びたネグロ・アマーロは、この地の気候と土壌に完全に馴染みました。特に、水はけのよい石灰質の土壌は、ネグロ・アマーロの栽培に最適で、凝縮感のある果実味と力強いタンニンを持つ、個性的なワインを生み出します。 古代から続くブドウ栽培の歴史が、現代にまで受け継がれているのです。
