マタロ

品種

世界で愛されるスペイン産黒ぶどう品種 モナストレル

スペイン東部、太陽が燦々と降り注ぐバレンシア州。この温暖な地を原産地とする黒ぶどう品種、それがモナストレルです。モナストレルは、その名の通り、太陽の恵みをいっぱいに受けて育ちます。その結果、濃厚な色合いと力強い味わいを持ち合わせています。グラスに注げば、深いルビー色に目を奪われます。口に含むと、まず感じるのは凝縮された果実味。熟したプラムやブラックベリーを思わせる濃厚な味わいが広がります。そして、力強くも滑らかなタンニンが、複雑な味わいに深みを与えます。さらに、モナストレルならではの特徴として、黒胡椒のようなスパイシーな香りが挙げられます。この香りが、濃厚な果実味と見事に調和し、長く続く余韻を生み出します。太陽の光を浴びて力強く育ったモナストレルは、まさにスペインの情熱を体現するようなぶどう品種と言えるでしょう。
品種

オーストラリアで輝くスペインの魂、マタロ

ワインの世界は広大で、様々な個性を持つブドウ品種が存在します。中でも、今回はスペインで生まれ、遥かオーストラリアの地でその魅力を最大限に開花させた黒ブドウ品種「マタロ」についてお話ししましょう。日本ではまだ耳慣れない名前かもしれませんが、スペインでは「モナストレル」として古くから親しまれてきた、歴史ある品種なのです。太陽の恵みをいっぱいに浴びて育つマタロは、果皮が厚く、凝縮された果実味と力強いタンニンが特徴です。そのため、しっかりとした骨格を持つ、飲みごたえのあるワインを生み出すことで知られています。スペインでは、単一品種で醸造されることもあれば、他の品種とブレンドされることもあります。特に、スペイン中東部のフミーリャ地方では主要な品種として栽培されており、この地で造られる濃厚で力強いワインは、世界中のワイン愛好家を魅了しています。一方、オーストラリアでは、比較的温暖な地域で栽培されており、スペインのものとはまた異なる表情を見せてくれます。温暖な気候の影響を受けて、オーストラリアのマタロは、より熟した果実味とまろやかなタンニンを持つワインを生み出します。このように、同じブドウ品種であっても、栽培される環境によって、その味わいは大きく変化します。スペインの太陽の力強さを表現したような力強い味わい、あるいはオーストラリアの温暖な気候が生み出す円やかな味わい。どちらのマタロも、それぞれの魅力にあふれています。ぜひ、飲み比べてみて、お気に入りの一杯を見つけてみて下さい。