ワインラベル 高貴な甘口ワイン:アウスレーゼの世界
「アウスレーゼ」という言葉を耳にしたことはありますか?これは、ドイツ語で「房選り収穫」を意味する言葉です。その名の通り、太陽の恵みをいっぱいに浴びて完熟した、特に優れたぶどうの房だけを厳選して収穫し、ワイン造りに用いることを指します。丁寧に選りすぐられた完熟ぶどうからは、格別なアロマと味わいが生まれます。アウスレーゼは、貴腐ワインほどではありませんが、自然の甘みが凝縮された濃厚な甘口ワインを生み出すのに最適な方法です。蜂蜜やアプリコット、熟した桃などを思わせる、豊かで芳醇な香りが特徴で、口に含むと、とろりとした滑らかな舌触りと共に、ふくよかな甘みが広がります。しかし、アウスレーゼの製造は、自然の恵みと丹念な作業にかかっているため、毎年安定して生産できるとは限りません。そのため、アウスレーゼは、まさに「自然の賜物」ともいうべき、貴重なワインとして愛されています。
