グリーンハーベスト

生産方法

ワインの質を左右する「摘房」の重要性

- ぶどうの生育をコントロールする「摘房」「摘房」という言葉をご存知でしょうか?あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、美味しいワインを作るためには欠かせない作業の一つです。ワインの原料となるぶどうは、樹にたくさんの房を付けます。そのまま全ての実を成長させてしまうと、栄養が分散してしまい、一つ一つの果実が小さく、味も薄くなってしまうのです。そこで、質の高いぶどうを育てるために必要なのが「摘房」という作業です。摘房は、余分なぶどうの房を摘み取る作業です。 房の数を減らすことで、残った房により多くの栄養を行き渡らせることができます。その結果、果実の一つ一つが大きく成長し、糖度も上がり、香りや風味も豊かになるのです。摘房は、時期や方法、残す房の数など、経験と技術が必要とされる繊細な作業です。 例えば、時期が早すぎると、摘み取った房の分の栄養が、他の房に十分に行き渡らないことがあります。また、時期が遅すぎると、摘み取った房の分の栄養が、すでに他の房に吸収されてしまっているため、効果が少なくなってしまいます。このように、摘房は、量より質を重視し、厳選されたぶどうから、最高のワインを生み出すために欠かせない作業と言えるでしょう。
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ワインの品質を左右する「グリーンハーベスト」

美味しいワインを作るためには、原料となるブドウの品質が何よりも大切です。ブドウの出来次第で、ワインの味わいは大きく変わってしまいます。そのため、ワイン生産者はブドウ栽培に大変な労力をかけています。中でも「グリーンハーベスト」という作業は、ブドウの品質向上に欠かせない作業として知られています。グリーンハーベストとは、生育途中の房の一部を摘み取る作業のことを指します。摘み取る房の数は、残った房に十分な栄養が行き渡るように、生育状況を見ながら慎重に決める必要があります。時期としては、ブドウの実がまだ緑色のうちに、間引きを行います。日本では梅雨の時期と重なるため、作業は天候を見ながら進めなければなりません。一見すると、せっかく実ったブドウを落とすのはもったいない行為に思えるかもしれません。しかし、敢えて果実の数を減らすことで、残ったブドウにより多くの栄養と太陽の光が行き渡ります。その結果、糖度が高く、風味豊かなブドウを収穫することができるのです。グリーンハーベストは、ワインの品質を大きく左右する重要な作業です。この作業にかける手間暇こそが、芳醇な香りと深い味わいを生み出すワイン造りには欠かせないのです。
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ワインの質を高める「芽かき」

- 芽かきとは春の訪れとともに、ぶどう畑では、冬の間眠っていたぶどうの樹々が目を覚まし、小さな芽を伸ばし始めます。 緑が一面に広がるこの美しい季節に行われる重要な作業の一つが「芽かき」です。芽かきとは、その名の通り、生育途中のぶどうの芽を摘み取る作業を指します。一見すると、せっかく芽吹いた新しい命を摘み取ってしまう、もったいない作業に思えるかもしれません。しかし、この「間引き」こそが、高品質なぶどうを育てるための、なくてはならない作業なのです。ぶどうの樹は、放っておくと、たくさんの芽を出し、枝を伸ばそうとします。しかし、あまりに多くの芽が育ってしまうと、それぞれの芽に届く栄養が分散してしまい、結果として、一つひとつの果実が小さく、味も薄くなってしまいます。そこで、芽かきを行い、育てる芽の数を調整することで、残った芽に十分な栄養を行き渡らせ、大粒で、凝縮感のある、風味豊かなぶどうを収穫することができるのです。芽かきは、ぶどうの樹の生育状況、品種、その年の気候条件などを考慮しながら、熟練した技術と経験に基づいて行われます。まさに、おいしいワインを生み出すための、最初の、そして非常に重要な工程と言えるでしょう。