生産方法 黄金の甘露、ヴァン・ド・パイユの魅力
フランス東部に位置し、雄大なジュラ山脈に囲まれた美しいワイン産地、ジュラ地方。この地で、古くから人々に愛され、受け継がれてきた伝統的な製法のワインがあります。「ヴァン・ド・パイユ」、フランス語で「藁のワイン」という意味を持つ、甘美なデザートワインです。その名の通り、収穫したブドウを藁やすのこの上に広げ、天日干しをするように太陽の光と風をたっぷりと浴びせながら、じっくりと乾燥させていきます。また、室内で風通しの良い場所にブドウを吊るして乾燥させることもあります。こうして水分が抜けていき、凝縮されたブドウの旨みが、独特の風味を生み出すのです。黄金色に輝くその姿は、まさに太陽の恵みそのもの。口に含めば、芳醇な香りと濃厚な甘みが広がり、至福のひとときを与えてくれます。ジュラ地方の豊かな自然と、伝統的な製法が生み出すヴァン・ド・パイユ。その芳醇な味わいは、長い時を経て受け継がれてきた、まさに伝統の結晶と言えるでしょう。
