シャンパン 映画007も愛したシャンパン:ボランジェの世界
シャンパーニュ地方でその名を知らぬ者はいない、と言われるほど有名なボランジェ。映画好きの方なら、スパイ映画『007』シリーズで主人公ジェームズ・ボンドが愛飲しているシャンパンとして、その名を耳にしたことがあるかもしれません。ボランジェは、1829年にヴィレールモン伯爵とジョセフ・ボランジェ氏によって設立されました。以来、2世紀近くにわたり、「伝統を守りながら、革新を続ける」という精神のもと、世界中のシャンパン愛好家を魅了し続けています。ボランジェの特徴は、なんといってもその力強く芳醇な味わいです。これは、長期間にわたる瓶内熟成と、ピノ・ノワールという黒ブドウを多く使用していることに由来します。ピノ・ノワールは、シャンパーニュ地方では栽培が難しい品種として知られていますが、ボランジェはこのブドウにこだわり、力強く複雑な味わいを生み出しています。また、ボランジェは、現在も家族経営を続けている数少ないシャンパーニュメゾンの一つです。代々受け継がれてきた伝統と、妥協を許さない品質へのこだわりが、「シャンパーニュの帝王」と称される所以でしょう。
