モレッリーノ

品種

イタリアの顔! モレッリーノの魅力を探る

- モレッリーノとはモレッリーノとは、イタリアを代表する黒ブドウ品種である「サンジョヴェーゼ」の別名です。サンジョヴェーゼは、イタリア中で広く栽培されており、それぞれの土地の気候や土壌、栽培方法によって味わいが変化することが知られています。そのため、同じサンジョヴェーゼから作られたワインでも、産地によって全く異なる個性を楽しむことができます。モレッリーノと呼ばれるのは、主にイタリア中部のトスカーナ州シエナ県にあるスカンサーノ村周辺です。スカンサーノ村は、なだらかな丘陵地帯に広がるブドウ畑と、中世の面影が残る美しい街並みが魅力的な地域です。では、なぜこの地域ではサンジョヴェーゼをモレッリーノと呼ぶようになったのでしょうか?その由来は、この地域でかつて多く飼育されていた栗毛の馬にあると言われています。モレッリーノとは、イタリア語で「栗毛の小さな馬」を意味します。スカンサーノ村周辺で栽培されるサンジョヴェーゼは、その果皮の色が栗毛の馬を連想させることから、モレッリーノと呼ばれるようになったと伝えられています。モレッリーノから作られるワインは、しっかりとしたタンニンと豊かな果実味が特徴です。チェリーやプラムなどの赤い果実の香りに加え、スミレやスパイスのニュアンスを感じることができます。しっかりとした骨格がありながらも、どこか親しみやすい味わいは、まさにこの土地の風土と歴史が生み出したものと言えるでしょう。