ラ・グランド・リュ

生産地

ブルゴーニュの至宝、ラ・グランド・リュの魅力

ブルゴーニュ地方の中心に位置するヴォーヌ・ロマネ村。数々の銘醸畑がひしめくこの村で、ひときわ輝きを放つのが「ロマネ・コンティ」の名で知られる特級畑です。その比類なき品質と希少性から、世界中のワイン愛好家を魅了し続けてきました。このロマネ・コンティに隣接し、その威光に肩を並べるのが、もう一つの特級畑「ラ・グランド・リュ」です。同じ村にありながら、土壌の微妙な違いや日照時間などの自然環境の違いが、それぞれのワインに個性を与えています。ラ・グランド・リュは、力強さと繊細さを兼ね備えた味わいが特徴です。隣り合う二つの特級畑は、長い年月をかけてその評価を確立してきました。ロマネ・コンティに勝るとも劣らない、ラ・グランド・リュの魅力。それは、芳醇な香りと深い味わいに加え、限られた生産量が生み出す希少性にあります。両者の関係は、まさに良きライバルと言えるでしょう。それぞれの個性を尊重し、高め合うことで、世界最高峰のワインを生み出し続けています。ブルゴーニュワインの奥深さを体感する上で、この二つの特級畑は、決して外すことのできない存在と言えるでしょう。
生産者

フランソワ・ラマルシュ:ブルゴーニュの至宝

- ラマルシュ家の歴史20世紀初頭、フランスのブルゴーニュ地方にあるシャンボール・ミュジニー村にアンリ・ラマルシュという名の樽職人がいました。彼は樽作り職人として高い技術を持っていましたが、同時にブドウ栽培とワイン造りにも深い情熱を注いでいました。そんな彼が、ヴォーヌ・ロマネ村の女性マリー・グリヴレと結婚します。マリーの実家は代々ブドウ畑を所有しており、二人の結婚はアンリにブドウ栽培家としての道を切り開くことになりました。アンリとマリーは力を合わせ、シャンボール・ミュジニーとヴォーヌ・ロマネの2つの村にまたがる畑を所有するに至ります。これが、後に世界的に有名なワイン生産者となる「ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ」の礎となりました。ドメーヌの名前に冠されたフランソワは、アンリとマリーの息子であり、父の情熱を受け継いでワイン造りの世界へと進みます。彼は持ち前の才能とたゆまぬ努力によって、ドメーヌのワインの品質を飛躍的に向上させました。そして、フランソワ・ラマルシュの名は、高品質なブルゴーニュワインの代名詞として世界中に知れ渡ることになるのです。