地球温暖化

生産地

注目のワイン産地、イギリスの魅力を探る

イギリスと聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?ビッグベン、エリザベス女王、アフタヌーンティー...。ワインの産地としてのイメージは薄いのではないでしょうか?確かに、霧が深く雨が多い気候で知られるイギリスは、ワイン造りには不向きなように思えます。実際、イギリスは長い間ワインの生産地というよりは消費国としての地位を築いてきました。中世にはフランスからワインが盛んに輸入され、上流階級の人々の間で楽しまれていました。イギリス国内でも細々とワイン造りは行われていましたが、フランスワインの影に隠れて、日の目を見ることはありませんでした。しかし、近年、そんなイギリスのワイン造りに大きな変化が訪れています。温暖化の影響でイギリスの気温は上昇し、ブドウ栽培に適した日照時間や気温が得られるようになったのです。また、土壌改良や醸造技術の進歩も相まって、質の高いワインが生まれるようになりました。特に注目されているのが、スパークリングワインです。イギリス南部の白亜質の土壌は、シャンパーニュ地方と似ており、高品質なスパークリングワインを生み出すのに最適です。これらの変化により、イギリスワインは国内外で高い評価を受けるようになり、数々の賞を受賞しています。かつては歴史の影に隠れていたイギリスワインですが、今まさにその真価を発揮しようとしています。近い将来、イギリスはワインの名産地として、世界中のワイン愛好家を魅了するようになるかもしれません。