突然変異

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ワインの「クローン」って?

ブドウの樹を増やす方法はいくつかありますが、大きく分けて「種から育てる方法」と「挿し木や取り木で増やす方法」の二つがあります。私たちが普段口にするワインの原料となるブドウは、ほとんどが「挿し木や取り木で増やす方法」で増やされています。これは、この方法だと親の樹と全く同じ遺伝子を持ったブドウの樹を効率的に増やすことができるためです。種から育てたブドウは、親の樹とは異なる性質を持つ可能性があります。これは、ブドウの遺伝子が親だけでなく、受粉した花粉の影響も受けるためです。そのため、ワインの原料となるブドウのように、特定の品質のブドウを安定して収穫するためには、挿し木や取り木で増やす方法が適しています。挿し木とは、ブドウの枝を切り取って土に挿し、発根させて新しい樹を育てる方法です。取り木は、親の樹の枝を土に埋め、発根させてから切り離し、新しい樹として独立させる方法です。これらの方法は、親の樹の性質をそのまま受け継いだブドウを確実に増やすことができるため、広く普及しています。また、種から育てるよりも短期間で収穫できるようになることもメリットです。
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注目の品種!ソーヴィニヨン・グリの魅力

白いワイン用ぶどう品種として名高いソーヴィニヨン・ブラン。そのソーヴィニヨン・ブランから、突然変異によって生まれたのが、ソーヴィニヨン・グリという、少し変わった品種です。その名の通り、果皮がピンク色をしているのが特徴です。ソーヴィニヨン・ブランと比べると、栽培されている面積は少ないです。しかし、近年はその独特の味わいが注目を集め、世界中で少しずつ栽培面積を増やしています。ソーヴィニヨン・グリで造られるワインは、灰色がかったピンク色をしています。味わいは、柑橘系の爽やかな香りと、ハーブのような香りが特徴です。ソーヴィニヨン・ブランと比べると、味わいはまろやかで、酸味は控えめです。ソーヴィニヨン・グリは、魚介料理やサラダとの相性が抜群です。また、鶏肉料理やパスタなど、軽めの料理にもよく合います。個性的な味わいのワインを、ぜひ一度お試しください。