生産方法 フレッシュでフルーティ! マセラシオン・カルボニックとは?
ワイン造りの世界には、伝統的なものから革新的なものまで、様々な製法が存在します。その中でも、ボージョレ・ヌーヴォーの代名詞とも言える独特な製法が、『マセラシオン・カルボニック』と呼ばれるものです。この製法の最大の特徴は、ブドウを破砕せずに、果実を丸ごと炭酸ガスで満たされたタンクに投入することにあります。すると、ブドウは酸素不足の状態になり、自然な形で果実の中でアルコール発酵が始まります。これが、一般的なワイン造りにおける、破砕したブドウ果汁に酵母を加えて発酵させる方法とは大きく異なる点です。マセラシオン・カルボニックによって造られるワインは、フレッシュでフルーティな香りが強く、渋みが少ないのが特徴です。また、軽やかな口当たりで、若い果実を思わせるような味わいが楽しめます。近年、この製法はボージョレ・ヌーヴォーだけでなく、世界中のワイン生産者から注目を集めており、軽やかでフルーティな味わいのワイン造りに広く応用され始めています。
