品種 ワインの味わいを決めるぶどう品種
- ぶどうの品種について深く知ろうワインの世界に足を踏み入れると、「ぶどう品種」という言葉を耳にする機会が増えますね。これは、私たちが日常的に口にする食用ぶどうとは異なる、ワイン造りのために栽培されているぶどうの種類を指します。ぶどうは、「種」という大きな分類の下に、さらに細かく「品種」に分けられます。そして、ワインに使われるぶどうのほとんどは、「ヴィティス・ヴィニフェラ」と呼ばれる種に属しています。「カベルネ・ソーヴィニヨン」や「シャルドネ」「メルロー」など、ワインのラベルでよく見かける名前は、すべてこの「ヴィティス・ヴィニフェラ」種の中の、個性豊かな品種たちなのです。では、なぜワイン専用ともいえるぶどう品種が存在するのでしょうか?それは、それぞれの品種が持つ、香りや味わいの個性、そして生育環境への適応力の差などが関係しています。例えば、温暖な地域を好む品種もあれば、冷涼な気候でこそ真価を発揮する品種もあります。また、病気に強い品種や、栽培が難しい希少な品種など、その個性は実に多様です。ワイン造りにおいて、ぶどう品種は味わいの基盤となるだけでなく、その土地の気候や土壌、そして造り手の哲学をも映し出す、重要な要素と言えるでしょう。
