バジリカータ

生産地

イタリア南部、バジリカータ州のワインを探求する

イタリア半島は、その形が長く伸びたブーツに似ていることから「イタリアンのブーツ」と表現されることがあります。そのブーツの土踏まずの部分に位置するのが、今回ご紹介するバジリカータ州です。バジリカータ州は、イタリア半島の南部に位置し、南北に細長く伸びています。東側にはイオニア海、西側にはティレニア海と、三方を海に囲まれた温暖な気候が特徴です。内陸部は山岳地帯が広がり、火山活動の影響を受けた肥沃な土壌が多く見られます。この恵まれた自然環境が、バジリカータ州のワイン造りに最適な条件を生み出しています。温暖な気候はブドウの生育を促し、火山性の土壌はブドウに豊かなミネラル分を与えます。その結果、力強く、複雑な味わいのワインが生まれます。バジリカータ州は、まだ日本ではあまり知られていないワイン産地かもしれません。しかし、近年ではその品質の高さから、世界中のワイン愛好家から注目を集めています。 古代ギリシャ時代から続くワイン造りの歴史と、豊かな自然が育む高品質なワインを、ぜひ一度味わってみてください。
品種

イタリアの力強さ、アリアニコの魅力

南イタリアの太陽を浴びて育つ黒ブドウ、アリアニコ。その名前は、ラテン語で「黒い」を意味する「niger」に由来すると言われ、力強く濃厚な味わいを表現しているかのようです。アリアニコは、温暖な気候を好むため、イタリア南部が主な産地となっています。中でも、ブーツの形をしたイタリア半島の「かかと」部分に位置するプーリア州や、その北に隣接するバジリカータ州は、古くからアリアニコの栽培が盛んな地域として知られています。これらの地域では、アリアニコは火山性の土壌と降り注ぐ太陽の光を浴びて、凝縮感のある果実を実らせます。仕上がったワインは、深いルビー色をしており、熟したプラムやブラックチェリーを思わせる濃厚な香りに満ちています。口に含むと、力強いタンニンと豊かな果実味が広がり、飲みごたえは抜群です。また、時間が経つにつれて複雑な香味が現れるのも特徴で、長期熟成にも向いていることから、「イタリアワインの王様」と称されることもあります。近年では、アリアニコを使ったワインは、イタリア国内だけでなく、世界中で人気が高まっています。その力強い味わいと豊かなアロマは、多くのワイン愛好家を魅了してやみません。
ワインラベル

イタリア屈指の高貴な赤ワイン、アリアニコ・デル・ヴルトゥレ・スペリオーレの魅力

イタリアのブーツの形をした半島の、かかと部分に位置するバジリカータ州。その険しいヴルトゥレ山の斜面には、ブドウ畑が広がっています。そこで育つアリアニコ種のブドウから作られるのが、「アリアニコ・デル・ヴルトゥレ・スペリオーレ」という赤ワインです。このワインは、力強さと気品を兼ね備えた味わいが特徴です。その秘密は、ヴルトゥレ山の風土にあります。火山活動の影響を受けた土壌は、水はけが良く、ブドウ栽培に最適です。また、昼夜の寒暖差が大きい気候は、ブドウの成熟をゆっくりと促し、凝縮感のある果実味と力強いタンニンを生み出します。グラスに注ぐと、熟した赤い果実やスパイス、そして土や革製品を思わせる複雑な香りが広がります。口に含むと、力強いタンニンと豊かな果実味が感じられ、長い余韻が楽しめます。「アリアニコ・デル・ヴルトゥレ・スペリオーレ」は、まさに南イタリアの険しい大地が生み出した力強い味わいのワインと言えます。