品種 日本生まれの黒ブドウ品種、甲斐ノワール
- 甲斐ノワールの起源甲斐ノワールは、その名の通り日本の山梨県で生まれた黒ブドウ品種です。1992年に品種登録されたばかりの比較的新しい品種で、誕生の背景には、山梨県果樹試験場のたゆまぬ努力がありました。甲斐ノワールは、病気に強い品種として知られるブラック・クイーンと、世界中で愛される高級品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンを両親に持ちます。 果樹試験場は、両方の品種の優れた特徴を受け継いだ、新たな可能性を秘めたブドウを生み出すために、交配を重ねてきました。そしてついに、彼らの努力が実を結び、甲斐ノワールが誕生したのです。その名前は、開発の地である山梨県の旧国名「甲斐」と、フランス語で黒を意味する「ノワール」を組み合わせたものです。この美しい響きの名前には、日本生まれの黒ブドウ品種としての誇りと、世界に羽ばたいてほしいという願いが込められています。甲斐ノワールは、まだ歴史の浅い品種ですが、その豊かな香りとしっかりとした味わいは、多くの愛好家を魅了しています。今後、日本の風土で育まれたこのブドウが、どのようなワインを生み出していくのか、期待は高まるばかりです。
