生産方法 ブドウ丸ごと発酵!?~炭酸ガス浸漬法で生まれるフルーティーなワイン~
毎年11月の第3木曜日に解禁され、秋の訪れを告げる風物詩として多くの人に楽しまれているボージョレ・ヌーヴォ。このワインは、フレッシュでフルーティーな味わいが特徴ですが、その秘密は「炭酸ガス浸漬法」と呼ばれる独特の醸造方法にあります。一般的なワインは、収穫したブドウを破砕し、酵母を加えて発酵させることで作られます。一方、ボージョレ・ヌーヴォの醸造に用いられる炭酸ガス浸漬法では、収穫したブドウを破砕せずにタンクに入れ、炭酸ガスで満たします。すると、ブドウは酸素不足の状態になり、その中で自然に発酵が始まります。この時、ブドウの果皮ではなく、果汁の中で発酵が進むため、渋みが少なく、フルーティーなワインに仕上がるのです。こうして作られたボージョレ・ヌーヴォは、その年のブドウの出来をいち早く楽しめることから、「新酒」として世界中で愛飲されています。フレッシュでフルーティーな味わいのボージョレ・ヌーヴォで、一足早く秋を感じてみてはいかがでしょうか。
