生産方法 魅惑の甘口ワイン – マクヴァン・デュ・ジュラ
フランスの東側、スイスと国境を接する場所にジュラ地方はあります。険しい山々と緑豊かな丘陵地帯が広がるこの地は、個性豊かなワインの産地として知られています。ジュラ地方のワイン造りの歴史は古く、ローマ帝国時代まで遡ると言われています。長い年月をかけて培われた伝統と、土地の個性を活かしたワイン造りが、この地で育まれてきました。ジュラワインの中でも特に人気が高いのが、独特な製法で造られる甘口ワイン「マクヴァン・デュ・ジュラ」です。「マクヴァン」とは「黄色いワイン」という意味で、その名の通り黄金色の輝きを放ちます。この美しい黄金色は、熟成の過程で生まれる「ヴァン・ジョーヌ(黄ワイン)」と同じく、酸化を防ぐためにワインの表面にできる酵母の膜「産膜酵母」によって生み出されます。 マクヴァン・デュ・ジュラは、収穫したブドウを自然の状態で乾燥させて糖度を高めた後、ゆっくりと時間をかけて発酵させます。発酵が終わった後も、長い年月をかけて熟成させることで、独特の風味と香りが生まれます。ナッツやドライフルーツ、スパイスなどを思わせる複雑な香りと、濃厚ながらも繊細な甘みが特徴です。食前酒としてはもちろん、フォアグラやブルーチーズなど、濃厚な味わいの料理との相性も抜群です。ジュラの地が生み出す個性豊かなワイン、マクヴァン・デュ・ジュラ。その奥深い味わいを、ぜひ一度体験してみてください。
