スティーン

品種

多様な表情を見せる!シュナン・ブランの魅力

フランス中西部に広がるロワール地方。雄大な自然に囲まれたこの地域は、多種多様なワインを生み出すことで知られています。その中でも、ひときわ異彩を放つ白ぶどう品種が、シュナン・ブランです。シュナン・ブランは、別名「シュナン」とも呼ばれ、ロワール地方を代表するぶどう品種として古くから愛されてきました。この品種最大の魅力は、何と言ってもその多彩な味わいにあります。口に含んだ瞬間、熟した蜂蜜やみずみずしい花梨を思わせる、甘美な香りが鼻をくすぐります。そして、その香りに寄り添うように、濡れた藁を彷彿とさせる、奥行きのある香りが広がります。この複雑な香りが、シュナン・ブランならではの魅力と言えるでしょう。味わいは、いきいきとした酸味が特徴です。口の中に広がる爽やかな酸味は、豊かな果実味とのバランスを保ち、複雑で奥行きのある味わいを生み出します。シュナン・ブランは、そのまま瓶詰めされることもあれば、スパークリングワインの原料としても使用されます。幅広い味わいのバリエーションを持つシュナン・ブランは、世界中のワイン愛好家を魅了し続けています。
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南アフリカの顔!スティーンの魅力を探る

- スティーンとは南アフリカで広く愛飲されている白ワイン、スティーン。その原料となるブドウ品種「スティーン」は、実はフランス生まれであることはあまり知られていません。そのルーツは、あの有名な白ワイン「シュナン・ブラン」と全く同じものなのです。17世紀後半、フランスのロワール地方でワイン造りに欠かせない品種として親しまれていたシュナン・ブラン。しかし、当時ヨーロッパを揺るがした宗教的な迫害によって、新天地を求めたユグノー派の人々は、この愛すべきブドウと共に海を渡り、南アフリカの地へとたどり着きました。温暖な気候と豊かな土壌に恵まれた南アフリカは、シュナン・ブランの栽培に理想的な環境でした。太陽の光をたっぷりと浴びて育ったブドウは、南アフリカの地で「スティーン」という新しい名前を授かり、人々に愛されるワインを生み出すように。こうして、フランスで生まれたシュナン・ブランは、遠く離れた南アフリカの地で、スティーンとして新たな歴史を刻み始めたのです。