ノヴェッロ

生産方法

10月30日解禁!フルーティーなイタリアの新酒、ノヴェッロの魅力

- ノヴェッロとはノヴェッロとは、イタリア語で「新しい」を意味する言葉の通り、その年に収穫したブドウを使って仕込んだ、その年に楽しむことができるワインのことを指します。できたてのフレッシュな味わいが魅力で、毎年11月の第3木曜日に解禁されます。イタリアでは、その年のブドウの出来をいち早く知る手段として、農家の人々が自宅で新酒を仕込んでいました。それがノヴェッロの始まりと言われています。ノヴェッロはイタリア各地で、様々なブドウ品種から造られます。中でも有名なのは、イタリア北部ピエモンテ州の「ノヴェッロ・ディ・バルベーラ」です。バルベーラ種というブドウから造られるこのワインは、鮮やかなルビー色と、赤い果実を思わせる華やかな香りと味わいが特徴です。その他にも、ヴェネト州の「ノヴェッロ・デル・ヴェネト」、トスカーナ州の「ノヴェッロ・ディ・モンテプルチアーノ」など、それぞれの地域を代表するブドウ品種を使ったノヴェッロが楽しまれています。一般的にノヴェッロは、渋みが少なくフルーティーで軽やかな味わいのため、ワイン初心者でも気軽に楽しめるのが魅力です。また、その年のブドウの出来を反映しているため、毎年異なる表情を見せてくれるのも楽しみの一つと言えるでしょう。
品種

忘れられた銘酒?ワイン品種「ナシェッタ」の魅力

イタリアと聞けば、多くの人が「ワイン」を思い浮かべるのではないでしょうか。中でも、キャンティやバローロ、バルベラといった名前は、ワイン愛好家でなくとも一度は耳にしたことがあるかもしれません。しかし、イタリアの魅力は、こうした有名な銘柄だけに留まりません。イタリアは20の州からなり、それぞれの州が個性的なワインを生み出す、まさに「ワインの宝庫」とも言える国です。今回は、そんな数あるイタリアワインの中から、ピエモンテ州の陰に隠れた「ナシェッタ」という白ブドウ品種から作られるワインをご紹介しましょう。ピエモンテ州といえば、力強く芳醇な赤ワインで知られるバルベラの産地として有名ですが、実は、繊細で芳香豊かな白ワインを生み出す、隠れた一面も持ち合わせています。その中でも「ナシェッタ」は、かつては「幻のブドウ」とさえ呼ばれていた、栽培が難しい品種です。しかし近年、その品質の高さが見直され、限られた生産者によって丁寧に造り出されています。グラスに注げば、白い花や柑橘系の果実を思わせる、華やかで上品な香りが広がります。口に含むと、フレッシュな酸味とミネラル感が口の中を満たし、長く続く余韻が楽しめます。「ナシェッタ」は、前菜から魚介料理、白身肉の料理まで、幅広く合わせることのできる、食中酒としても優れたワインです。