品種 フランス・サヴォワ地方の個性派!赤褐色のブドウ、ルーセット
フランス南東部に位置するサヴォワ地方は、アルプス山脈の麓に広がる雄大な自然と、その自然の恵みを生かした伝統的なワイン造りで知られています。数あるブドウ品種の中でも、この地を代表する白ブドウ品種がルーセットです。ルーセットという名前は、完熟した果実が赤褐色を帯びることからきています。果皮の色は濃いものの、その果実から造られるワインは白ワインです。やや褐色を帯びた果皮の色とは裏腹に、ルーセットワインは淡い麦わら色に輝きます。口に含むと、白い花や蜂蜜、熟した洋梨を思わせる華やかで芳醇な香りが広がります。豊かな果実味とキリッとした酸味のバランスが良く、後味はミネラル感とほのかな苦味が心地よく続きます。サヴォワ地方のルーセットは、その土地のテロワールを表現した個性的なワインを生み出します。標高の高い冷涼な気候と、石灰岩や粘土質土壌の影響を受けたルーセットワインは、他では味わえない複雑な味わいを持ち合わせています。
