品種 多様性に富むワイン品種:ケークフランコシュの魅力
フランスの菓子を思わせる名前を持つ「ケークフランコシュ」。これは、ヨーロッパを中心に広く親しまれている黒ブドウの品種です。その歴史は古く、起源ははっきりとは分かっていませんが、少なくとも18世紀にはオーストリアで栽培されていたという記録が残っています。古くから愛されてきたこのブドウは、ハンガリーでは「ケークフランコシュ」の名前で広く知られています。しかし、国境を越えると、その呼び名もまた多様性を帯びてきます。例えば、オーストリアでは「レンベルガー」、ドイツでは「ブラウアー・フランキッシュ」など、地域によって様々な名前で呼ばれているのです。まるで、旅をするごとに違う顔を見せてくれる旅人のように、国や地域によって異なる名前で呼ばれることも、このブドウの魅力の一つと言えるでしょう。
