ワイングラス ワイングラスの世界: 形で変わる味わい
ワインを嗜む際、その味わいを左右する要素は様々です。温度や料理との相性はもちろんのこと、実はワインを注ぐグラスの形も、香りや味わいに大きな影響を与える重要な要素の一つです。ワインは「生きている」と表現されることもあり、繊細な飲み物であるが故に、グラス選び一つでその印象は大きく変わります。ワイングラスの形は、主に3つの部分に分けられます。口が狭まっている「ボウルの形状」は、ワインの香りをグラス内に閉じ込め、より豊かに香らせてくれます。また、舌の上にワインが当たる「飲み口の広さ」は、ワインの味わいや余韻の長さに影響を与えます。そして、「ステム(脚)の長さ」は、手でボウルの部分に触れてワインの温度を上げてしまわないように、そして安定してグラスを持つために重要な役割を担います。一言にワイングラスと言っても、赤ワイン用、白ワイン用、シャンパン用など、様々な種類が存在します。それぞれのワインの個性を最大限に引き出すためには、ワインの種類に合った適切なグラスを選ぶことが重要です。例えば、ボルドーワインには大きなボウルのグラスを、ブルゴーニュワインには香りがより凝縮されるように少し丸みを帯びたグラスを、といったように、ワインに合わせたグラスを選ぶことで、より一層豊かな香りを楽しむことができるでしょう。
