品種 魅惑の芳香!ヴィオニエの香りを楽しむ
フランスのローヌ地方北部で生まれた白ぶどう品種、ヴィオニエ。その名は、まだあまり知られていないかもしれません。しかし、ひとたびグラスに注がれれば、たちまち華やかで芳醇な香りが辺り一面に広がり、ワイン愛好家を虜にする、そんな魅力を秘めた品種なのです。その香りは、まるで春爛漫の花園に迷い込んだかのよう。熟したアプリコットや白桃を思わせる甘やかな香りに、アカシアやスイカズラの蜂蜜を想わせる香りが重なり合い、ふくよかで複雑なアロマを織りなします。しかし、この魅力的なヴィオニエは、栽培が難しいことでも知られています。病気に弱く、収穫量も安定しないため、生産者は細心の注意を払ってブドウを育てなければなりません。そのため、生産量は限られており、希少品種として扱われています。近年では、その品質の高さが見直され、世界各地で栽培が広がりを見せています。それでも、他の一般的な品種と比べると、その数はまだわずか。もし、ワインショップで見かけることがあれば、ぜひ一度、その高貴な香りを体験してみてください。
