品種 隠れた名品種ノイブルガーの魅力を探る
- ノイブルガーとはノイブルガーは、その名の通りオーストリアを原産地とする白ブドウ品種です。オーストリア国内では広く栽培されており、特にブルゲンラント州、ニーダーエスターライヒ州、ウィーン州などで多く見られます。しかし、世界的に見ると栽培面積はそれほど多くなく、まさに「隠れた名品種」と言えるでしょう。その歴史は古く、18世紀末にはすでにその存在が確認されています。一時はフィロキセラ禍の影響で壊滅状態に陥りましたが、その後見事に復活を遂げました。その味わいは、桃やアプリコットを思わせる豊かな果実香と、かすかに感じるスパイスのニュアンスが特徴です。酸味は穏やかで、まろやかな口当たりが楽しめます。ノイブルガーは、単一品種で醸造されることもあれば、他の品種とブレンドされることもあります。特に、オーストリアを代表する白ワイン産地であるヴァッハウ地方では、グリューナー・ヴェルトリーナーとブレンドされることが多く、その組み合わせは、互いの個性を引き立て合い、複雑で奥行きのある味わいを生み出すと言われています。近年では、その品質の高さから国際的にも注目を集め始めており、世界中のワイン愛好家を魅了しています。まだあまり知られていないノイブルガーですが、そのポテンシャルは計り知れません。ぜひ一度、その奥深い味わいを体験してみて下さい。
