品種 日本生まれの黒ブドウ品種、ビジュ・ノワール
日本のワイン産地として名高い山梨県は、その豊かな自然環境を生かし、古くからブドウ栽培が盛んです。その山梨県が独自に開発したワイン用ブドウ品種の一つに、「ビジュ・ノワール」があります。このブドウは、1994年に品種登録された比較的新しい品種で、山梨県果樹試験場が生み出した、まさに山梨県が誇るブドウと言えるでしょう。 交配を重ねて誕生したそのルーツは、山梨県産の「山梨27号」と、フランスのボルドー地方を代表する黒ブドウ品種である「メルロー」の親としても知られる「マルベック」というブドウにあります。「ビジュ・ノワール」という名前は、フランス語で「黒い宝石」を意味します。これは、その名の通り、完熟した果実の色合いが黒みを帯びた濃い紫色になることに由来します。 まるで宝石のような輝きを放つその姿は、まさに「黒い宝石」と呼ぶにふさわしいでしょう。 果実の美しさだけでなく、そこから生まれるワインもまた、山梨県が誇る逸品となることが期待されています。
