品種 アルゼンチンの魂!誤解されやすいワイン品種、ボナルダの真実
- ボナルダとはボナルダは、その多くがアルゼンチンと北イタリアで栽培されている、赤ワインを生み出すためのぶどうの品種です。しかし、一口にボナルダと呼んでも、実際には複数の異なる品種が存在しており、それが誤解を生み出す原因となっています。特に北イタリアでは、地域によって様々なぶどう品種がボナルダと総称されており、ワイン愛好家にとっても混乱しやすい品種と言えるでしょう。 例えば、ロンバルディア州のヴァルテッリーナで栽培されている「キアヴェンナスカ」や、エミリア・ロマーニャ州で栽培されている「モンテプルチャーノ・ディ・ボルゲーナ」などは、どちらもボナルダと呼ばれることがあります。こうした混乱が生じた背景には、かつてボナルダという名称が、特定のぶどう品種を指すものではなく、単に「地元で栽培されている赤ワイン用ぶどう」を指す言葉として使われていたという歴史があります。そのため、地域によって異なる品種がボナルダとして認識され、現在に至るまでその状況が続いているのです。近年では、DNA鑑定技術の発達により、それぞれのボナルダが遺伝的に異なる品種であることが明らかになってきました。しかし、長年続いてきた呼称を変えることは容易ではなく、現在もなお混乱は続いています。ボナルダのワインを楽しむ際には、産地や品種をよく確認することが大切です。
