生産地 復活を遂げた古都のワイン産地、ヴァルダルノ・ディ・ソプラ
イタリア中部のトスカーナ州に、美しい丘陵地帯が広がるヴァルダルノ・ディ・ソプラと呼ばれるワイン産地があります。ここは、ルネサンス文化で名高いフィレンツェ、中世の塔が立ち並ぶシエナ、そして華麗な建築群で知られるアレッツォの三都市を結ぶ三角形のほぼ中心に位置し、イタリアの主要河川の一つであるアルノ川の上流地域にあたります。この地域は、温暖な気候と肥沃な土壌に恵まれ、古くからブドウ栽培が盛んに行われてきました。その歴史は深く、すでに18世紀にはワイン産地として確固たる地位を築き、その品質の高さはイタリア国内のみならず、広く各地で認められていました。当時から続く伝統的な醸造方法と最新の技術を融合させながら、この地では個性豊かなワインが生み出されています。特に、サンジョヴェーゼというブドウ品種から作られる赤ワインは、力強い果実味としっかりとした骨格を兼ね備え、ヴァルダルノ・ディ・ソプラを代表するワインとして、世界中のワイン愛好家を魅了し続けています。
